プロパンガスってどういうもの?

最終更新日 2024年11月5日 by andiwa

ガスと一言でいっても、都市ガス、プロパンガス、LPガスなど、様々な名前を聞きますよね。

プロパンガスというのは、具体的には一体どういうものなのでしょうか。

まず、プロパンガスとLPガスですが、これは実は同じものなんです。

プロパンやブタンを主な成分とする液化石油ガスが、いわゆるプロパンガスと呼ばれているものの正体なんです。

ですから、実は、プロパンガスよりもLPガスや液化石油ガスといった名称の方が実態に近いものなんです。

とはいえ、一般的には、プロパンガスという名前の方がずっと有名になっていますよね。

アパートや一般家屋の外壁に、丸くて灰色の容器がいくつか置かれているのを見たことがない人はあまりいないでしょう。

あれが「プロパンガス」です。

lpガス

あの中には、液体のガスが入っているんですよ。

外側には、鎖がつけられて固定されていますよね。

ガスは火をつけるのに使うものですから、簡単に動かしたり、悪戯ができるようではいけないのです。

大事故にも繋がりうるものですから、慎重に管理されているんですね。

プロパンガスは、一戸毎に容器を設置し、定期的に業者が交換にくるものです。

ですから、ガス会社側のトラブルで地域一体のガス供給が止まったなどという場合でも、プロパンの家は大丈夫ということもあります。

プロパンガスの業者は地域ごとにたくさんの数があって、賃貸の場合は最初から決まっていますが、戸建てを購入する際には、どこのガス会社と契約するかを決めることになります。

プロパンガスの交換やガス代の支払い、トラブルの際のやりとりなどは全て契約したガス会社と行うことになりますから、慎重に決定するようにしましょう。

また、プロパンガスは都市ガスとは違い、ガス洩れの際にガスが下へ流れます。

そのため、ガス警報器の位置も変われば、ガスコンロも都市ガスと同じものは使えません。

引越しをするときには、引越し先がプロパンガスなのか都市ガスなのかをチェックしておくようにしましょう。

そうしないと、せっかく買ったコンロが使えないなんてことにもなりえるんです。