海外ドラマには日本のドラマにはない魅力があり、何と言ってもストーリーのテンポの違いがあります。
アメリカのドラマを見ていると、独特の撮影技術が秀逸で、日本のドラマでは考えられないような素晴らしい映像を見ることができます。
国内ドラマにはないスリル満点のストーリーになっているので、一度レンタルビデオショップでお気に入りのシリーズを見るとハマってしまいます。
それだけ完成度が高く、視聴者を飽きさせない息をつかせない展開や、政治や軍事などの海外情勢などもリアルで緊迫感があります。
様々な要素をふんだんに取り入れているので、軽いノリの国内ドラマとは違います。
・緊張感が日本のドラマとは違う
海外ドラマの魅力は、日本のドラマにはない緊張感があり、感動を持って見られるのが大きなポイントです。
日本のドラマは脚本も出演も日本人なので、ドラマを見ていると途中で先が読めてしまうつまらなさがあります。
これは日本人特有の考え方というものがあるので、仕方ないのかもしれませんが、惹きつけられる魅力がないのは確かです。
その点、海外ドラマは先が読めない展開が面白く、見ているとそういう考え方があるのかと参考になります。
自分では創造できないような大胆なことをドラマで表現されていると、見終わった後、とてもすっきりします。
海外ドラマは日本のドラマよりも迫力満点で、映像や脚本、演出や演技など含めて総合的に勝っています。
特に脚本力は圧巻のものがあり、続きが気になって仕方ない驚きの展開は見応え満点です。
・制作費が日本のドラマと桁違い
また、製作費がケタ違いで1話や1シーズンに莫大なお金をかけるので、クオリティがとても高いものが多いです。
何話にも渡ってスリリングな展開が続くのが素晴らしいところで、シリーズを重ねる毎に面白くなっていきます。
スピンオフで他のドラマとコラボすることもよくあり、常に視聴者を飽きさせない工夫が感じられます。
日本のドラマは基本1クール10話という縛りがあるので、途中で大体の展開が読めてしまうところがあります。
その点、海外ドラマは日本のドラマと違って視聴率がよければ、何年でも続いていくところが凄いです。
決まったしばりがないので、スケールもストーリーも壮大に作られていて、それぞれのキャラクターが生きています。
しっかりと深みのあるドラマになっているので、シリーズが延々と続くお化けのようなドラマもあります。
視聴率が悪ければ1シーズン途中で打ち切ることもありますが、その辺の両極端なところもまた魅力の1つです。
人気があれはどんどん続いていき、人気がなければすぐに終わるのでメリハリがあってわかりやすいです。
■海外ドラマの特徴について
今、大きな注目と人気を集めている海外ドラマは、様々なジャンルがあります。
サスペンスやスリラー、ミステリーやアクション、コメディーや恋愛、歴史など多岐にわたります。
それらの海外ドラマには共通している特徴があるのです。
まず、大きな特徴としましては、シリーズ化しているという点です。
シーズンという表記のされ方をすることが多いです。
シーズンを重ねて、登場人物が成長していく姿を描くのです。
ですから、長期スパンで見ることになりますので、一度気に入ってしまったら、そのままのめり込んで見てしまうのです。
いわば良い意味で中毒性が高いドラマと言えるでしょう。
そして、もうひとつの大きな特徴としましては、まるで映画さながらのセットそして予算でドラマが作られているという点です。
ですから、相当な臨場感と迫力があります。
この臨場感と迫力が、観る人を惹きつけてやまないのです。
従来のドラマスタイルは、連続ドラマか、1話完結型かのどちらかでしたが、近年の海外ドラマは1話完結でありながらも、ストーリーとしては繋がっているという、連続型と1話完結型を合体させたようなスタイルをとっているものがあります。
主たるストーリーを進行させつつも、サブストーリーが進行していくことで、1話完結型でも連続性が出てくるのです。
そのため、シリーズ化して多くのシーズンが登場するのです。
・クロスオーバーが堪らない海外ドラマ
また、最近では新しいスタイルのドラマも登場しました。
クロスオーバーと呼ばれるものです。
クロスオーバーとは、交わるということですが、他のドラマの主人公が違うドラマにゲスト出演するという、ファンにはたまらない演出をしているのです。
関連する全てのドラマの主人公を集結させたドラマも存在します。
もはやドラマの枠を超えて映画の域に入っている程のスケール感です。
海外ドラマは以前からスケール感の大きさが特徴的でしたが、そのスケールがさらに大きなものへとなっていっているのです。
クロスオーバースタイルのドラマは、今後のトレンドとなることでしょう。
このように、海外ドラマは独特の特徴があります。
シリーズ化、シーズン化が常識となっていたり、とてつもない予算とスケールで制作されていたり、映画並みの臨場感があったり、連続型と1話完結型を融合させて連続性を持たせたり、新しいスタイルのクロスオーバージャンルが登場したりとバリエーションが豊かです。
それ故に、観る人を飽きさせない魅力があります。
■海外ドラマの表現にうっとり
日本のドラマが10話程度で切り替わるのに比べ、海外ドラマのワンクールってかなり長いと思います。
人気シリーズだと数年にわたり、子供だった主要メンバーが大きく成長するのを目の当たりにし、なんだか彼らの親戚になった気分も楽しめます。
そんな長編シリーズにあって目を見張るのがその会話。
うまく日本人向けに言葉を見つけ、吹き替えしてあるのだと思われますが、出てくる人出てくる人が社交的です。
テンションも高くうっとりさせられます。
実際に海外に友達がいるわけではありませんが、あちらの人はみんな明るく、誰とでも気兼ねなく話ができていいなと感じます。
そんな長編ホームドラマに出ていた俳優が最近の映画で、しかもドラマでは子供だったのに映画ではかなり大人で、どこかでみたことあるなとおもい、そこで気づかされることがあり、長編ドラマの背景をいろいろ気にしていると、そのドラマが作られた年代に驚きを感じることもあります。
それは、同じ目線で何となく見ていたのに、何十年も前に作られたドラマだったりするからです。
同じ目線で何気なく見ていたドラマは、自分が何の気兼ねなく感じる日常。
そうです、自分たちの今感じる海外の生活はこんな感じだろうというのが、何十年も前の海外の生活だったからです。
何十年も前にこんなきれいな家で、リッチに生活し、うらやましいと感じました。憧れです。
・海外の人は社交性がとても豊か
そして、その社交性もまたうらやましいです。
何十年前にあの社交性が身についていたら、自分の人生がもっと楽しいものに変わっていたのではないかなと実感されます。
海外の生活に触れることで、それらに憧れ、目標にすることもできます。
彼らを目指し、自分たちの生活を豊かにしようと努力することもできます。
そんな海外ドラマの世界とても魅力的です。
自分は大学に行っていませんが海外ドラマの世界で触れました。
すごく自由で楽しそうです。
友達もいっぱいでき、男女の友情から発展する恋愛も魅力的です。
医療ドラマも迫力満点です。
日本の凄腕医師のドラマも楽しいですが、海外の医療ドラマでは病院という舞台が一味違います。
日本の閑散ととした病院背景に比べ、ひっきりなしに人が行きかう医療現場、実際に事件が多すぎる感じもしますが、生きている医療現場ってこういう感じだろうとも思います。
お医者さんが主人公の日本のものと違い、ほかのスタッフのかかわりが多く、実際の病院は医者だけではなく多くのスタッフがいるしなと本物を感じさせられます。
■日本で見られるおすすめの海外ドラマ5選
最近は人気の海外ドラマが日本でも放送されるようになり、有料配信やレンタルができるようになりました。
その中でもおすすめの5つを挙げてみます。
参考サイト>>海外ドラマ おすすめ
・ER 救命救急室
まず、日本でも人気となったものがNHKでも放送されたER 救命救急室です。
医療を題材にしたドラマは過去にもたくさん放送されていましたが、その中でも群を抜いて人気が高い医療ドラマでした。
ジョージクルーニーはこのドラマを通して日本でもよく知られる俳優として有名になり、現在では人気俳優の一人にまで知名度を上げています。
原作はマイケルクライトンで医学生のころの経験が元になっているといわれ、医療現場に携わる人々の生活がリアルに描かれています。
・24 ‐twenty four‐
次に24 ‐twenty four‐です。
アメリカでのテロとの戦いが描かれたドラマですが、リアルタイムに進む様々な出来事が見事に描写され、シリーズ化されています。
非常にテンポが速く一度見始めるとなかなかやめられないほど引き込まれるドラマです。
日本でもこのドラマの映像手法に似た連続ドラマも放送され人気となりました。
・プリズンブレイク
3つめがプリズンブレイクです。
脱獄物の現代版ドラマといえるでしょう。
非常に根強い人気があるドラマであり、こちらもかなりの長いシリーズ化されたドラマとなっています。
無実の罪で収監された兄を命を懸けて助けようとするなか、周囲の人が次々といろいろな出来事に巻き込まれていき、24と同様に一度見てしまうと次がすぐに見たくなるドラマです。
・ウォーキングデッド
少し変わったドラマで人気作品としてはウォーキングデッドがあります。
荒廃した世界が舞台となりゾンビ化した元人間のウォーカーが設定されていて、それに立ち向かう主人公やその仲間たちを描いた作品です。
連続ドラマとしては少し変わった設定でしたが人気作品となりました。
誰が生き延びるのか、どんな展開になるのかなどのドキドキ感が人気の原因となったようです。
人間の感情の難しさを感じることができるドラマでもあります。
・LOST
最後にLOSTです。
エミー賞やゴールデングローブ賞などを受賞して、アメリカでは社会現象ともなったドラマです。
複数のキャラクターが登場しそれぞれの出来事や問題が同時進行しつつ、それが微妙に影響しあっているという多様性展開のドラマの一つですがその代表作といってよいでしょう。
墜落した飛行機からの生存者から繰り広げられるドラマですが、それぞれの登場人物の過去や、墜落した島の秘密などが徐々に明らかとなり話が展開していきます。