最終更新日 2024年11月5日 by andiwa
スーパーなどでレジ待ちしていても、レジ袋いりませんって札をさりげなくかごに入れる人や、「結構です」と断る人が多いですよね。
みなさんに共通しているのは、持参で「エコバッグ」を準備しているということ。
思えばエコバッグもかなり普及してきていると感じますが、そもそもこのエコバッグが広がった背景など、みなさんご存じでしょうか?
ブランドもののエコバッグもありますし、最近ではノベルティエコバッグもお洒落なものがあり、使用している方もいらっしゃるようですが、本来はビニールでできたレジ袋の消費を減らして、CO2削減や石油資源の節約など、地球環境に配慮しようというのがその普及の目的でした。
現在のような大型スーパーなどなかった昔は、魚は魚屋さんで、肉は肉屋さんでと、商品ごとにそれぞれのお店で買い物するのが普通でしたから、みんな「買い物かご」を下げていました。
つまり、エコバッグという呼び名こそなかったものの、それ自体は以前から存在していたし、当たり前だったということになります。
この買い物かごが消えてしまったきっかけは、一箇所で色んなものが買えるスーパーの登場により、買い物した商品をまとめる「レジ袋」が無料で提供され始めたのがきっかけだといわれています。
このレジ袋の導入によって、買い物かごは不要のものになりました。
そして、レジ袋の原料が石油だったりすることから、エコロジーブームに乗って誰でもできる環境保護活動の1つとして、レジ袋を消費しない現在のエコバッグがあるという流れです。
これで最初の話に繋がったとは思いますが、みなさんはこれをどう思われますか?
エコバッグを推進する傍ら、最初にレジ袋を有料化したのは「ジャスコ」です。
ジャスコではレジ袋の収益で緑化運動を実施していますが、全てのスーパーがこういった環境保護運動をしているわけではありません。
また、エコバッグなのに石油で製造され、それが商品としてヒットするといった矛盾が存在するのもエコバッグ普及の事実なのです。