様々な分野において予備校は存在しますが、共通する点は試験をパスするという一点だと思います。
子供のころの学習塾など長期的に学力を身につける目的のものもありますが、最終的には試験に直結することを求めているので同じです。
学習塾や資格試験対策、国家試験対策等全て含んで予備校としますが、そもそも予備校は必要なのでしょうか。
必要だとするならどのような人に対して、必要なのか。
メリット・デメリットはどのような点にあるのかを含めて考えてみたいと思います。
第一に予備校の優秀な点はその情報力です
最近の傾向や時事的な部分も含めて丁寧にカバーしてくれます。
第二にテキストの存在です
第一の部分と重複しますが、テキストは時事的な問題、最近の試験の傾向などを踏まえて作成されるので、テキストを勉強しきって落ちる人は余りいません。
第三に同じ目的の人間が多くいる事です
どうして同じ目的の人が多くいることが良い点になるのか補足すると、会話の中で触れることが多いため、スケジューリングに意識を向ける必要性が減る、試験を受けるにあたり自分の客観的な位置が掴みやすい、人によるがモチベーションの維持と増進に繋がりやすいという利点があります。
総括すると試験を受けるにあたり、煩わしい手間を全て肩代わりしてくれるところにその意味があります。
出典元:予備校比較
当たり前のことですが、試験を受けるにはスケジュールの確認をして申し込みをする必要があります。
試験に合格するには勉強をする必要があります。
そして試験に必要な勉強を進めるにあたり、どれだけの勉強が必要か今の勉強量で合格ラインを超えているか客観的な位置を掴む必要があります。
これらは個人で行うことも出来ますが、全てを自分でこなすと手間が掛かります。
テキストを手探りで選ぶ時間、必要な時事情報や試験傾向の確認、そして自身で模試を申し込むなど、時間は幾らあっても足りません。
デメリットは相応の金額が必要になることです。
E-ラーニングやテキストだけ申し込むなど、様々工夫は出来ますが、全て個人でやる場合に比べてお金は掛かります。
また、学校に通うタイプだと時間的な拘束が発生する点もデメリットと言えます。
まとめると、上に挙げたメリットを必要としない人、例えば比較的簡単な資格試験を受ける人や時間的な融通が利きづらい人、情報収集が得意な人、自主的に取り組むのが苦ではない人などは個人で取り組んでも良いと思います。
逆にメリットに挙げた点を自主的に行うのが得意ではない人などは予備校の使用を検討をすることを勧めます。
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