最終更新日 2024年11月5日 by andiwa
私は最近いろいろなヘアゴムを手作りして、ちょこっとネットオークションに出品したり、バザーに出したりしています。
最初のきっかけは、趣味の小物作りでよく利用している手芸屋さんで、羊毛フェルトで作ったマスコットや、既製品のマスコットをヘアゴムに付ける体験をした事でした。
子どもと一緒に体験できるとのことで挑戦してみたのですが、普段から手先を使った遊びの好きな子どもだったのでとても楽しそうでした。
子供は自分の好きなキャラクターのマスコットを専用のボンドなどでくっつけて完成させたので、手順は簡単なのですが、ゴムを結う所など、しっかり集中してしないと見た目が悪くなりそうな部分もあって、難しい顔をしながら一生懸命頑張っていました。
私が手伝うと、自分でする、と嫌がるので見守っていましたが、きちんと上手に作り上げた時はとても誇らしげで、嬉しそうでした。
土曜日に体験した後は、幼稚園に付けて行くのが楽しみで仕方ない様子でした。
私が作った分も気に入ってくれて、月曜日から髪を結ぶのに使うようになりました。
ちょっとおしゃれに、腕にかけてアクセサリー代わりに使ったりもしていて、とても気に入っている様子でした。
それがきっかけで、幼稚園のバザーに出品する手作り品として同じような物をいくつか作って出してみたのですが、幼稚園の女の子たちに好評で10個出したのがすぐに完売しました。
もとも手芸が好きで、手作りの品物はよく作っていたのですが、袋ものや自分の子供用のぬいぐるみなどが中心で、アクセサリーのような小物は普段あまり作っていませんでした。
小さいものはごまかしがきかない気がして避けていました。
子供相手だったのですが、手に取ってくれる人が多かったのはとてもうれしくて、それ以来バザーなどに出していけるようにもっと上手に作れるようになろうと思いました。
ヘアゴムは飾りに目が行きますが、ゴムは普段からよく使うものなので、ゴムの部分が壊れてしまってはいけません。
素人の手作りだからといっていい加減な物を出すのはよくないので、きちんと作れるように練習し出しました。
ゴムに付けるマスコットも工夫のし甲斐があります。
最初は簡単に羊毛フェルトで動物などのマスコットを作ったり、フェルトで果物を作ったりしていましたが、なるべく長く使っても状態が悪化しない物で飾りを作れるよう考えました。
編みぐるみに挑戦しました。
編みぐるみは道具を使わなくても手で簡単に結っていけて、毛足の長くない毛糸を使えば毛玉が出来たりしないので、とても作りやすいのですが、ゴムに付けても邪魔にならない程度に小さく作るのは意外と簡単ではありませんでした。
動物の顔のバランスがよれてしまったり、結構な数をダメにしてしまいました。
ゴムに使えないのは残念でしたが、残った編みぐるみは子供がおもちゃの動物園に連れて行ってくれるのが嬉しかったです。
編みぐるみのゴムは幼稚園のバザーでもとても評判が良かったです。
すぐに売り切れたので、女の子はこういう小物が好きなんだなくらいに思っていましたが、保護者会の時に子供ではなくお母さんが使ってくれているのを見て本当に嬉しくなりました。
大人の人が使ってくれているということは、子供だましではないものが作れたと思って良い気がして思わずお礼を言ってしまいました。
その事がきっかけで、大人の女性にも使えるようなヘアゴムを作ってみたくなりました。
大人の女性でも使えるものとなると、ぬいぐるみ系ではなくて、ちょっとシックなものを作った方がよいと思い、いろいろな手作り出来る小物を見ましたが、レジンアクセサリーを使ったものが一番良さそうで挑戦してみる事にしました。
レジンアクセサリーは透明感もあるし、中に入れるものによって表情をいろいろと変える事ができます。
もうひとついつも趣味で作っていた押し花を使って作ってみたら、我ながらとても可愛くできたので、不用品を出品していたヤフオクに出品してみました。
最初はなかなか売れなかったのですが、少しずつ品数が増えて行くにつれ売れるようになってきました。
初めて購入してくれた人がよい評価をくれた時は本当にうれしかったです。
一つ300円程度ですが、自分が作ったものでお金をもらうのは、ずっと仕事から遠ざかっていた私にはとても大きな意味がありました。
バザーのように、子供がメインの知り合いが義理で買ってくれるような場とは違うので、本当に自分が作ったものが認められた気がしました。
その後も、くるみボタンを付けたり、ビーズアクセサリーを付けたりしてみていろいろ工夫をしながら今でもヤフオクに出品しています。
ヘアゴムは日常で使うものですが、日常で使うものだからこそ気にいったものを揃えたいものです。
そういう所に自分が作ったものを加えてもらっていると思うと、なんだか自分の事も認めてもらえているような気持ちになります。
これからも、もっと可愛くて、もっと上手な物を作れるように頑張っていきたいです。